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FINE

最近はずっと真心ブラザーズのアルバム「FINE」を聞いている。

真心ブラザーズの名前こそは知っていたが、曲は聞いたことがなかった。
解散してからYO-KINGがソロ活動をし、それらの曲に心打たれた俺は、あえて真心ブラザーズは聞かず、YO-KINGのアルバムばかり聞いていたのだ。
活動を再開してからもそれは同じで、なんとなくYO-KINGから入った俺としては、真心にはなんかしらの抵抗があった。


しかし、そんな些細な抵抗はいとも簡単に崩れ去る。


たまたま自分らのプロモーションで訪れていたラジオ局で、このアルバムが全曲ダイジェストで流れていた。


!!


その日の帰りに即行CD店へ。
なんの迷いもなく購入。


今までくだらん抵抗をしていた自分がアホらしく思えるくらいいいアルバム。
真心ブラザーズのもう一人、桜井さんのことは全然知らなかったのだが、その桜井さんがすごくいい味を出しているのだ!


YO-KINGのソロはどちらかというとロックンロール色が強い。
それが好きだったし、彼の声はそれがピッタリきている。
しかし、ソロ4枚目のアルバムくらいから少し物足りなさを感じたのも事実。
不満というわけではないが、曲にしろ、歌詞にしろ、音にしろ、個人的になんとなく満足しきってしまった感じがあった。
「甘いものは好きだけど毎日はいいや」的な。

そこで聞いた真心ブラザーズ。
同じお菓子でも、煎餅を差し出された感じ。
「おー!ちょうどしょっぱいもの食べたかったんだよね!」という喜び。

YO-KING、桜井さん、共に作詞作曲をしていて、それぞれメインボーカルもとっている。
だけど、俺がこのアルバムで「いい!」と思ったのは、『作詞作曲が桜井さんで、メインボーカルがYO-KING』という曲がほとんどだった。

メロディー、歌詞、音、アレンジなどYO-KINGがソロでやっていた時とは明らかに違う。
しかし、その声が無理なく自然にバッチリとはまっているのだ。
真心における桜井さんのニュアンスが俺の中でさらにYO-KINGを引き立たせてくれた。

これこそが「真心ブラザーズ」の本当の魅力なのではないか!?
そう気づいた時には、すでに「Dear,Summer Friend」がヘビーローテーションされていた。


今回の「出会い」で俺は桜井秀俊というアーティストに興味を抱いた。
彼はソロ活動の時に、スキマスイッチなどのアレンジもやっていて、彼らからも絶賛されている。
確かにサウンド、構成がすごくカッコイイ。
尖りすぎるということなく、幅広く包み込むという感じ。
それを土台にしたYO-KINGの持つロックンロール魂がさらに突き抜けてくる。

なにより、彼のプレイするギターがまた心地いいんだ。
音もそうだし、フレーズもそう。
いやらしくなく曲を引き立たせ、出るところは存在を主張している。

あ~、こういうギタープレイを心がけよう。
すごく刺激になったし、勉強になった。


こりゃあ昔の曲も聞いてみねばね!!!

永田 武 : 2006年04月26日 03:17

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